AFA会報 6  AFA BULLETIN 6 石川源晃著
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古代シュメール人の功績を否定した、エジプトのロゼッタ石碑が存在しています。しかし、シュメール人の功績 は数々の記録によって揺るぎもないものなのです。
ロゼッタ・for Rosetta Stone

現在の占星学は数々の科学的な研究の恩恵にあずかっています。たとえば、(紀元前134年ころに)ヒッパルコス が開発した30度刻みの12個のサインで360度の天空を隙間なしに覆うという方法であるとか、あるいはまた、 (1781年の)天王星発見やその後の新天体発見の成果などを利用しています。
ヒッパルコスの年度・for Hipparchus

しかしながら、天体と地上の事柄との係わり合いという占星学の基本的な考えかたを忘れてはなりません。
筆者は「576件の航空機事故の研究記事」を1975年の 9月にAFA会報で発表しましたが、その場合にはホロスコープ 表示を使用しませんでした。
重大な発見はホロスコープの表示方法ではなくて、120度のアスペクト・トラインが 凶星を力付けているという事実なのです。
航空機事故・for Aircraft Acc.

秘伝のように伝えられるトラインアスペクトの温和な効果を打ち消す ように、120度のアスペクトは凶星(人間に悪い効果を与える天体)の力を強くするという悪い効果があるのです。
太陽と木星と小惑星群が天空に自然に形成している巨大な正三角形は3個の天体の位置を宿命的に定めていますので、 小惑星群は行動の自由を制限されています。この例で示すように、トラインのアスペクトは安定を表現しますが、 自由を束縛するという悪い面もあるのです。
天空の三角形・for Triangle

最近のニュヨークや首都ワシントンでの悲劇(テロ)の発生は トラインアスペクトの意味を再確認するための良い機運になります。

(註)事柄の内容を理解するために、まず、歴史的な事件を説明します。第1図は1979年の春分図の天体位置です。天体位置は地球の中心を基準に計算するので、世界的にどこでも 同じサインで同じ度数です。なお、場所によって変化するASCなどの値は表示してありません。詳細な、図の説明は次ページ以降にあります。







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